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遺言書をつくるタイミングはいつがベストなのか

よくわかる相続と遺言書のマニュアル 遺言書

遺言書を作成しておくとよい、ということはよく聞くフレーズかもしれません。

相続において、遺言書というのはとても重要な役割を果たします。財産の多少にかかわらず、誰もが作成しておいた方がいいことは間違いありません。

遺言書があると、原則としてその遺言書に書かれている内容が最優先されて遺産分割(相続人が財産を分けること)が行われます。

ですから、例えば長男にはよく面倒をみてもらったから少し多めに財産を残したい、といったことなどの希望をかなえることができます。

逆に言えば、遺言書がなければ相続人同士の話し合いで遺産分割が行われますから、他の相続人が納得しなければ、そうした希望をかなえることはできません。

では、自分が遺言書をつくるタイミングというのは、いつがベストなのでしょうか。

遺言書をつくるための条件

まず大前提として、遺言書というのは被相続人(遺言をのこす方)に遺言能力があることが必要になります。

例えば、認知症などをわずらってしまい、自分の意思で財産を管理することができなくなってしまったりすると、症状の度合いにもよりますが、遺言書を作成することはできなくなります。

また、あまり高齢になってから作成すると、相続人の中から『あの時はもう遺言書を書けるような状態ではなかった』などといった主張をする人が出てきて、相続トラブルが生じることも少なくありません。

ですから最低限、自分の意思で財産管理することができる、意思をしっかりと表明できることが、遺言書の作成では重要な条件となります。

遺言書をつくるタイミングは?

前述の通り、遺言書をつくるためには遺言能力が必要となります。

また、何歳までに遺言書をつくらなければならない、といったことは特に法律で明記されているわけではありません。

人の健康状態や寿命というのは、当然のことながら個人差がかなりあります。

不幸にも若くして病気や事故で亡くなる方もいれば、100歳前後で元気に暮らしている方も少なくありません。

こればかりは何歳で、と明言することはできないものですが、自分の財産を誰にどのくらい残したいのか、といったことを考え始めるくらいの頃がベストといえるかもしれません。

あえて遺言書をつくるタイミングはいつなのか、と問われれば、やはり『自分がつくろうと思ったタイミングですぐに準備する』ということになるでしょうか。

いわゆる終活を始める適齢期というのは、自分でじっくりと老後のことを検討できるようになる定年退職後(60~65歳くらい)が最もよいタイミングともいえます。

遺言書に関しても、このくらいの年齢から検討を始めておくのがよいかもしれません。

自分の健康状態などに自信がある方などは、遺言書をつくる必要性は何となく感じていたとしても、なかなか重い腰を上げられないものです。

遺言書を作成しておこうと思ったら、すぐに準備するという心構えが大切でしょう。

遺言書は誰もが用意しておくべきもの

遺言書というと、どうしても高齢者の問題と思われがちですが、普通に社会生活を営んでいても、今はいつ何が起こるのか分かりません。

遺言書は、満15歳以上であれば作成することができる、と法律に明記されています。

私が遺言書の作成をサポートした方の中には、40代で遺言書の作成をした方もいます。まだ若いうちから将来のことを案じている方もいるのです。

相続トラブルというのは、相続が生じるまでは円満だった間柄であっても、まったく想定していなかったところから突然生じることが多いものです。

すでに兄弟間の折り合いが悪く、将来的に相続トラブルが生じる可能性が高いと思われる場合はもちろんですが、今は円満な関係に見えても、実は何らかの不満を抱えていたりすることがあるかもしれません。

そういった意味では、財産の多少に関係なく、誰でも遺言書は作成しておくべきものといえます。

繰り返すようですが、遺言書をつくるベストなタイミングというのは、元気なうちに自分がつくろうと思ったとき、といえるでしょう。

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著者行政書士プロフィール

1971年埼玉県狭山市出身。平成18年1月、埼玉県川越市に行政書士鈴木法務事務所を開業。埼玉県行政書士会川越支部所属・同支部理事。
開業当初より遺言書作成・遺産相続手続きを中心とした分野を専門として取り組み、事務所を構える埼玉県川越市を中心とした地域密着型の業務で、遺言書作成・遺産相続手続きの専門家として大きな信頼を得ている。
【事務所】〒350-1163 埼玉県川越市四都野台21-20 2F
【TEL】049-293-1091(10:00~19:00)

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