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終活年賀状の広がり~人間関係の『断捨離』も終活の一環?

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『来年からは年賀状の差出しをご辞退いたします』

終活には様々な形がありますが、来年はもう年賀状を出しませんといった文言を添える、『終活年賀状』が広がりつつあります。

いわば人間関係の整理ともいえるものですが、この賛否は別として、毎年年賀状をつくるという作業というのは、年齢を重ねるごとに大きな負担にもなっていきます。

あまり交流のない方にも『義理』で年賀状を差し出している方も多い中で、そうした形の終活というのもアリなのではないかな、と私は個人的に感じます。

自分が歳を重ねていけば、お相手の方も当然歳を重ねてきていますから、お互いの負担を軽減していくことも考えると、これも立派な終活の一環だと思うのです。

文化としての年賀状もいずれは消えゆくもの?

すでに若年層の間では、メールであったりLINEといったコミュニケーションツールが当たり前のように使われており、わざわざ年賀状をやり取りすることは少ないかもしれません。

文化としての年賀状という慣習は、おそらくいずれは消えゆくことになるのでしょう。

少し寂しい気持ちはありますが、こればかりは仕方ないことですね。

終活年賀状を差し出すことは失礼なことなのか?

私はマナーに詳しいわけではありませんので、年賀状を辞退することを書き添えることが、マナーとして失礼にあたるのかどうかは分かりません。

ただ、もし自分が終活年賀状を受け取ったとしても、『こういう形の終活もアリだな』と肯定的に感じるでしょう。

何もあいさつがないよりは、こうした形で伝えてもらう方がずっとよいと思うのです。

人によっては『失礼な』と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、何よりもお相手の負担を考慮すれば、むしろこちらのことも思いやってもらっている、とも受け取れるでしょう。

終活年賀状で年末年始にゆったりと過ごすこともできる

私の年代であっても、正直なところ年賀状を作成するというのは少なからず負担になっています。

仕事柄ということもありますが、毎年年末の時期に差し掛かると、どうしても気になってしまうものです。

年配の方であれば人生経験が長い分、さらに負担は大きいでしょう。

年末年始の貴重な時間やお金、手間を極力少なくしていくことで、心に余裕をもって過ごすための環境づくりをするというのも、終活のあり方のひとつだと思います。

人生の時間というのは有限です。

ある一定の年齢に差し掛かったら、終活年賀状でゆったりと過ごす時間をつくり、残りの人生を有意義に使うことは、自分にとっても相手にとってもよいことなのではないでしょうか。

終活のあり方や考え方は人それぞれ

終活年賀状といったものに限らず、終活というのはいわば『自らの身辺整理』『残される家族に負担をかけない』という意味合いもあります。

自分自身が残してきたものを整理する、次世代へスムーズに託すための準備といったことです。

終活については様々な考え方や形があり、人それぞれ行っておくべき内容は違ってくるはずです。

年賀状にしても、人によっては毎年書くことを『生きがい』として楽しんでいる方もいるでしょうし、それは人それぞれで考え方が違います。

終活ブームといったものに流されることなく、自分に必要な終活とは何なのか、といったことを少し立ち止まって考えてみてはいかがでしょうか。

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著者行政書士プロフィール

1971年埼玉県狭山市出身。平成18年1月、埼玉県川越市に行政書士鈴木法務事務所を開業。埼玉県行政書士会川越支部所属・同支部理事。
開業当初より遺言書作成・遺産相続手続きを中心とした分野を専門として取り組み、事務所を構える埼玉県川越市を中心とした地域密着型の業務で、遺言書作成・遺産相続手続きの専門家として大きな信頼を得ている。
【事務所】〒350-1163 埼玉県川越市四都野台21-20 2F
【TEL】049-293-1091(10:00~19:00)

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